国際協力の教育の実践 What We Do

文部科学省は、大学における地域貢献、国際交流、社会貢献は大学の第3番目の役割として、
積極的に行うように指針を出しています。


本学会では歯科医療分野における国際協力にかかわる教員・NPOメンバー・学生会員が中心となり運営されています。


歯学部の教育における国際協力の重要性について

皆様の中でも、歯学部学生教育や留学生の教育、研究の指導を担当されている方も多いと存じます。
歯科医師国家試験出題基準においても、


1.保健・医療と健康増進 

  • 大項目 5 国際保健
  • 中項目 ア 国際保健
  • 小項目 b国際保健、医療協力

と記載されており、歯学部の学生教育においても重要です。
また、短期大学等で歯科衛生士が行う国際医療協力について講義をする際に適切な教材が不足しています。
このように、近年は歯科を中心とした国際保健、とりわけ歯科医療協力についての教材が不足しています。
出版不況で新刊図書の出版は年々困難になっていますが、一定数の販売が見込めば出版の可能性もあるのではないでしょうか。
我が国の歯科における医療協力の分野において歯科分野学生に伝えるための教材は非常に重要と考えています。
我が国の歯科医療協力にかかわる方々が中心になり、NPO活動も含めた過去の活動をまとめる良い機会であると存じます。 そして、現状を踏まえたこれからの歯科医療協力についての指針が必要ではないでしょうか。その上で、新たな歯科医療協力についての教材は重要ではないでしょうか。

興味のある方は、本テーマについて意見交換をさせて頂ければと存じます。
勿論、今すぐにこのような図書を出版する事は困難ですが、このような企画について興味のある諸兄は、学会の本部事務局までご連絡を頂ければ幸いです。


2.大学院における国際協力の重要性

 世界で活躍できる歯科医療者の育成のための大学院での指導や研究についての情報交換を行います。


3.留学生の受け入れ

 歯科分野において留学生の受け入れに関する諸問題について情報交換や提言を行います。


4.NGO、NPOによる国際貢献の重要性


5.歯科衛生士、歯科技工士における国際協力の重要性について

 歯科衛生士、歯科技工士の分野における国際援助や教育を推進します。


「歯科医療分野における国際協力に関する教材作成企画」
日本歯科保健医療国際協力学会
会長 夏目 長門拝