私達の学会について About us

私達は種々の活動などを通し、歯科医師・歯科衛生士などの多職種の皆様が国際的に視野に立ち歯科医学を学ぶとともに、国際協力について知識を深め高め合う会として、 運営しています。

  • 歯科分野の国際協力分野で活動する団体や個人の情報交換
  • 学びや情報交換のための学術大会の開催
  • 歯科医学医療分野での研究の指導資格者の認定
  • 連携のための講演会やセミナーの開催とニュースレターの発行
  • 人材育成のための小規模国際協力活動の主に学生を対象とした助成(シーズ・プロジェクト)
  • 国際歯科保健医療 NGO ダイレクトリの作成・発行
  • ホームページでの情報発信
  • 共有・学生への支援や情報提供の場としての交流会・勉強会の開催
  • 歯科分野以外の方々との情報交換・連携
  • その他

代表挨拶

創設者の村居正雄先生よりは、『先生の JAICOH 会長就任ご苦労様です。「おめでとう」と言いたいけれど、先生も自覚されている通り大変な時代です。この時期に JAICOH のリーダーシップをとって頂くことになり、お気の毒ですが、このような時代だからこそ夏目先生のリーダーシップが求められていると思います。これまでの経験を活かして、本会の存在意義を歯科界ならびに社会に向けてアピールしていってください。国際協力に関心を持つ若い世代に、国際協力の意義や喜びを伝えていってください。国際協力を通じて幅広い人生経験を積むことができます。異文化経験を通じて広い視野を持った歯科医師、歯科衛生士に育って欲しいと願っています』との書状を拝受いたしました。

深井穫博先生には、本会にお誘い頂き、温厚な会の運営を通じて多くのことを学ばせて頂きました。
宮田 隆先生よりは、前例にとらわれずに自身が思うことを行動に起こすこと、また、会員の利便性のため会費の支払い方法などの改善をするようにとのお言葉を賜りました。
私は、18 歳の時より日本国内で無歯科医村診療や障害者施設での無償診療や、小学校等でのブラッシング指導等を行う公衆歯科衛生研究会に入会し、学生時代は部長、現在は顧問を務めています。
大学院生の頃より海外で種々の経験をして参りました。これまでの海外への渡航回数は177 回に及びます。現在では、NGO の代表の他に一般社団法人日本口腔ケア学会理事長、国際口腔ケア学会理事・事務局長として、海外における国際歯科保健を主導させて頂いています。

本会の創設時は日本の経済力が高まり、また、我が国とともに歯科医療分野も周囲より高い評価を得ていく時代でありました。
その後、バブルの崩壊や歯科医師過剰などの変化により本会を取り巻く環境は大きく変化しています。
そのような中で、歯学部の国家試験の難易度が上がり、学生や教員に海外との交流への余裕がなくなり、また日本の経済力の低下に加え、コロナ禍により海外との交流は壊滅的に影響を受けています。
しかし、日本の国のために歯科分野においても国際協力を活発に行う必要があります。
特に海外からの歯科医師や歯科衛生士の留学の促進は必須で、本会ではそのための活動を行います。

国際交流に興味のある方に会員になって頂き会員の増加を目指し、現在のコロナ感染問題等により渡航できない状況を鑑みて、海外での活動のみでなく国内でも実施できる国際連合の「持続可能な開発目標(SDGs)」の推進や、よりよい歯科医師や歯科衛生士を目指す学生や大学院生・研修医等の若い歯科医師や歯科衛生士、更には言語聴覚士・歯科技工士などの医療系の学生へのサポートも並行して行うことも重要でないでしょうか。
皆様の御指導、御助力を心よりお願い申し上げます。

Japan Association of International Cooperation for Oral Health
日本歯科保健医療国際協力学会 理事長
愛知学院大学大学院歯学研究科
未来口腔医療研究センター
国際協力研究部門 部門長
夏目長門(医学博士・歯学博士)


沿革

1990年9月

「歯科の国際保健医療協力を語る会」を前身とし名称変更して設立

~2000年

創設者村居正雄先生のもと、歯科保健医療を中心とした国際協力の立案,実施を行うとともにその背景にある栄養・食生活の改善について調査協力を行うことを目的に,カンボジア,ソロモン諸島,ミャンマーなどでの協力活動を行うとともに、学術集会の開催やニュースレターの発行、人材育成のための小規模国際協力活動の助成(シーズ・プロジェクト)を開始した。

2000年度~2009年度

深井穫博代表のもと、学術集会の開催やニュースレターの発行以外にも、フォーラムやワークショップを開催し、2002 年には国際歯科保健医療 NGO ダイレクトリを発行した。人材育成のための小規模国際協力活動の助成(シーズ・プロジェクト)はその後も継続し、多くの歯科学生らが参加するようになった。

2010年度~2013年度

白田千代子代表のもと、既存の会の役割を遵守しながら、開かれた会とすべく運営されをた。行政機関、教育機関、NGO などとの情報共有や連携に向けて、ホームページの開設。
ニュースレターは定期的に発行され、国際歯科保健医療 NGO ダイレクトリーも改訂し、研修会が積極的に開催した。

2014年度~2017年度

河村康二代表のもと、学術大会・セミナー等が実施された。

2018年度~2019年度

宮田隆会長のもと、歯科系 NGO の相互交流と情報交換の場となるようホームページ等を充実させること、歯科系 NGO の活動を経済的に補助するシーズプロジェクトを再開すること、学生や若手の会員向けの研修会を充実すること、を基本方針として運営されていた。


会則

日本歯科保健医療国際協力学会会則


役員名簿

理事長 夏目 長門 愛知学院大学大学院歯学研究科未来口腔医療研究センター国際協力部門部門長
副理事長 阿部 智 千葉市会議員
副理事長 有川 量崇 日本大学松戸歯学部 衛生学講座 教授
副理事長 竹内 麗理 日本大学松戸歯学部生化学・分子生物学講座 准教授
副理事長 西條 英人 東京大学大学院医学系研究科外科学専攻 感覚・運動機能医学講座 口腔顎顔面外科学 准教授
理事 森 悦秀 九州大学名誉教授
理事 新崎 章 琉球大学前教授
理事 竹川 政範 旭川医科大学歯科口腔外科学講座 教授
理事 砂川 元 琉球大学名誉教授
理事 新美 照幸 愛知学院大学歯学部口腔先天異常学研究室 准教授
理事 門井 謙典 兵庫医科大学 歯科口腔外科学講座
理事 黒﨑 建人 黒﨑法律事務所
理事 藤本 雄大 磐田市立総合病院歯科口腔外科
理事 谷野 弦 日本大学松戸歯学部口腔外科
理事 松村 香織 公立八女総合病院 歯科口腔外科
理事 谷口 健太郎 東京歯科大学社会歯科学講座
理事 大橋 祐生 岩手医科大学歯学部口腔顎顔面再建学講座口腔外科学分野 特任准教授
理事 岐部 俊郎 鹿児島大学大学院 医歯学総合研究科顎顔面機能再建学講座 口腔顎顔面外科学分野
理事 池上 由美子 がん・感染症センター都立駒込病院
理事 藤原 久美子 大阪医科薬科大学 口腔外科学教室
理事 川名 剛之 医療法人大伸会
監事 田中 健一 北京天衛診療所
監事 原田 祥二 原田歯科

認定資格者名簿

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